食器愛

以前まで

高確率でお気に入りの食器を

欠けさせてしまうことが

悩みであった

原因は分かっており

食器洗いが大の苦手であり

シンクに溜め込んでしまい

お皿を洗っている最中に

食器を滑らせて

シンクの中にあるお皿と

衝突させてしまったり

そもそも

お皿の洗い方が

雑なのであった

そんな中出会ったのが

marimekkoの食器である

このお皿の柄に惹かれて

購入したところ

全く欠けたり、割れたり

ヒビが入ったりしないのだ

我が家には食器棚がなく

シンクの下のスペースに

棚の様なものを作り

そこに入る分だけを

持つことにしている

最近、欠けても何となく

捨てることができなかった

食器達を更に手放したところ

主人から「カップの数が足りない」

と言われ、marimekkoで注文しようと思った

しかし、今はお皿を欠けさせる様な

雑な洗い方はしない

シンクに食器を溜め込むことも

以前より随分少なくなったため

もっと美しいと思えるものを

選んでみようかと考えた

学生の頃からの憧れである

ロイヤル・コペンハーゲンのものを

普段使いしてみたい

洗うときも心を込めて

扱っている自分を想像すると

とても楽しくなるのだ

普段使いするものこそ

質の良いもの、心から気に入っているもの

憧れとしていたものを

心を込めて使う

人生の豊かさとは

こういった事から感じるのだと思う

Sonomi