活字の美学を意識する

 最上階に

イタリアンレストランのあるホテルへ

子供たちの春休み中に

滞在する予定である

そちらのお店で

料理長をされている方は

私が惚れ込み

月に一度訪れている

フレンチレストランの

元料理長であるらしい

ホテルを選択する際の

決め手となる

思わぬ偶然であった

予約をした後

ホテルの案内課の方々と

子供たちの食事について

メールにてやり取りを

している

その際に意識をするのが

先月、触れる機会を頂いた

活字の美学である

活字の美学を

メールへと活かしてゆくと

非常に読みやすくなる

ばかりではなく

実際の文字から放たれる

エネルギーと同時に

メールを開いた瞬間

対応してくださる方々への

敬意や感謝の想いを

成熟さと共に伝えられる

文字とは

込められたエネルギーを伴い

残り続けるものであり

例え短くとも

そこに繊細な心遣いと

感情を込めて綴ること

些細なやり取りからでも

信頼関係を築いてゆける

活字の美学は

私にとり宝物である

Sonomi